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ハリーポッター 全7巻を読みおえて しばらく経ちました。 そして、再び第1巻から読み返しています。全7巻読みおえたからこそですが ローリング女史の織り込んだ深い伏線にゾクゾクしながら読んでいます。 その壮大な伏線の軌跡を辿ってみようと思います。 ネタバレが含まれております。まだ、全7巻読み終わっていない方、ネタバレが嫌な方はご注意ください。 <<第7巻 ハリーポッターと死の秘宝 >> さて、とうとう第7巻まで来てしまいました。 第6巻で、アルバス・ダンブルドアが亡くなり、セブルス・スネイプが逃亡し、いよいよハリーvsヴォルデモードの全面対決の色が濃くなってきました。 これまでの第1巻〜第6巻までに織り込まれてきた伏線が、この第7巻で一気に爆発します。 読者の我々も、心して読まないと読み飛ばしてしまう様な小さな伏線も、ここに来て意味を持っていたりします。 さて、ローリングさんが織り込んだ壮大なる伏線の紐を解く旅に出ましょう。 <第2章> パーシバル・ダンブルドアが3人のマグルを襲った この期に及んで、さらっと織り込む伏線。 単なる事実として読み過ごしてしまいそうなこの事件。 何故、アルバスの父であるパーシバルは3人のマグルを 襲わなければならなかったのか。 弟:アバーフォース・ダンブルドア アルバス・ダンブルドアの実の弟。 この物語が展開する時点では、父・母・妹はすでに死に アバーフォースとアルバスの二人となっている。 アバーフォースは過去にも物語に登場しているが、 はっきりと登場するのは第7巻のこの場面が初めて だと思う。これまでは、何気なく触れられているだけの 存在。そう、あの店の店主… アルバスの卒業(ホグワーツ) アルバス・ダンブルドアが優秀な成績でホグワーツを 卒業した直後、母であるケンドラが死に、その後 妹のアリアナが死ぬ。 父・母・妹の死がアルバスに及ぼした影響とは。 彼らの死後、アルバスはどのような道をたどるのか 第7巻ではこれらが徐々に紐解かれていく。 アバーフォースとの仲違い アリアナの死の後、アリアナの葬儀の中で、 アルバスとアバーフォースは霊前で衝突する。 アルバスは抵抗することなく、アバーフォースに 殴られることとなる。 第1巻のアルバス・ダンブルドア登場のときから 「曲がった鼻」と表現されていたアルバスの鼻は 実はこの時、アバーフォースに殴られたときに 折れ曲がった鼻なのである。 グリンデルバルドとの決闘 第1巻でアルバス・ダンブルドアのカードにも書かれ この逸話が登場する。 ここでも、グリンデルバルドとダンブルドアの決闘が 話の中に再登場する。 但し、この時点では、その周辺、詳細については 触れられない。 常により大きな善の為に力を尽くし 英語では「for the greater good」として登場する この「より大きな善の為に」と言う言葉、すでにここで 登場してるんですね。 この時点では、ダンブルドアの死に寄せる友人の言葉 として、サラッと登場しているだけなんですけどね。 先生なら鏡で何が見える 第1巻で登場する「みぞの鏡」の場面でハリーが ダンブルドアに質問をしているシーン。 実はこの1回だけが、ハリーがダンブルドアに対して ダンブルドア個人に対する質問だったんですね。 その時ダンブルドアは 「毛糸の靴下を持っている姿」とはぐらかして しまいます。 さて、この時、ダンブルドアは何を見たのでしょう。 鏡に青い目が光った かつてシリウス・ブラックから送られた鏡の破片の 中に、ハリーはダンブルドアの目「青い目」を見る。 ダンブルドアはすでに死んでいる。 そんな筈は無い。 ただの錯覚である。 …と、本の中でもはぐらかされる読者。 <第3章> ハリーは粗大ゴミじゃないと思う あの、ダドリーがハリーとの永遠の別れの直前に言う 台詞。 ペチュニアは感激のあまり涙する。 かつてダンブルドアに「残念な子」と言わしめた ダドリー、しっかり成長していたんだなと 読者の心をもじんわりとさせる名シーンだと思う。 <第4章> ヘドウィックの死 なぜ?! あまりにもあっさりと、あまりにも突然。 前後のシーンが7人のポッターが一気に 飛び出すシーンなだけに、読者も不意打ちに あったような感覚で、ヘドウィックの死に 直面する。 まさにハリーが「えっ! えっ!?」となるのと 同じ感覚を味わってしまう。 第1巻でハリーの唯一の友達として登場して依頼 ずーっと共に物語を紡いでいたヘドウィック。 まさかこんなところで。 この悲劇は第7巻で巻き起こる数々の悲劇の 序章であることを後々痛いほど味わうことになる のだが、それにしても悲しすぎるシーン。 ハリーの杖がひとりでに動いた 7人のハリーの逃亡の最中、ハリーがスタン・ シャンパイクに目掛けて発射した魔法により 本物のハリーがばれてしまう。 そこにヴォルデモードが登場し、ハリーに死の呪文 で襲い掛かる。 まさにその時、再びハリーはヴォルデモードの攻撃 をかいくぐるのだが、それはハリーが意識する所では なく、杖がひとりでに動いて……。 再び、ハリーを仕留める事が出来なかった ヴォルデモードは、この謎解きを追い求める 事となる。 <第5章> 死は突然で妥協が無い 誰の台詞でもないが、マッド・アイ・ムーディー の死後、遺体を回収に向かうビルとルーピンが 向かった後、残された一同が落ち込む中 物語の中で登場する文言。 「死は突然で妥協が無い」 まさに、ヘドウィックの死もそうだったし マッド・アイも。 さらには、ダンブルドア、シリウスも。 第7巻で次々に訪れる重要人物の死は 本当に妥協が無く、突然である。 読者はこの時点で覚悟をしていなければ ならなかったのかもしれない。 絆は二人の杖の間にしかない ヴォルデモードに拷問されるオリバンダー。 またしてもヴォルデモードの攻撃を結果的に 交わすこととなったハリー。 今回は杖が勝手に動いたことにより回避できる わけだが、ヴォルデモードはその謎をオリバンダー に正すが…。 同じ不死鳥の尾羽を心材として作られた2本の杖 一方は柊、一方は櫟の木。 <第6章> 分割された魂は不安定になる ハーマイオニーが呼び寄せ呪文で取り寄せた 分霊箱に関する書籍の中から見つけ出した 分霊に関する情報。 1つでも魂を裂くと、残りの魂は不安定になる。 ヴォルデモードが7つも分割したのは 信じられない、とハーマイオニーは言う。 不安定にはなるが、死滅はしていないのも事実。 分霊箱は回復出来ないほどの破壊力で破壊しなければならない ハーマイオニーが本の中から見つけた分霊箱 の破壊方法。 かつて「リドルの日記」を破壊するために使われた バジリスクの牙は、数少ない方法のうちの一つ。 バジリスクの毒に対する薬は、たった1つ。 フォークス(フェニックス・不死鳥)の涙。 第7巻は、冒頭からマッド・アイ・ムーディー、ヘドウィックと物語に常連として登場してきた人物・シンボル的存在な鳥が闇の魔法によって葬り去られます。 まだ「序章」であるこの段階からなんとも暗い立ち上がりを見せる第7巻。 織り込まれた伏線を紡ぎながら、悲しみに耐えつつ読みすすまなければならない第7巻は読者にとってもつらい1冊になるわけだが、当然、作者にとっても書いててつらい1冊になったのではないだろうか。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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けんにぃさん、はやいです(汗;) |
miki 2009/01/10 15:57 |
mikiさん> |
けんにぃ 2009/01/11 21:55 |
早いですよ〜^^ すごいです |
miki 2009/01/12 07:39 |
そうですねぇ、夜は案外自分の時間が取れるので。 |
けんにぃ 2009/01/12 08:33 |
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