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help リーダーに追加 RSS ハリーポッター 壮大な伏線を追え!! =−= 第5巻  第31章〜第36章 =−=

<<   作成日時 : 2008/11/23 22:57   >>

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ハリーポッター 全7巻を読みおえて しばらく経ちました。

そして、再び第1巻から読み返しています。全7巻読みおえたからこそですが
ローリング女史の織り込んだ深い伏線にゾクゾクしながら読んでいます。

その壮大な伏線の軌跡を辿ってみようと思います。







ネタバレが含まれております。まだ、全7巻読み終わっていない方、ネタバレが嫌な方はご注意ください。







<<第5巻 ハリーポッターと不死鳥の騎士団 >>


<第31章>
ヴォルデモートがシリウスを苦しめている
  ハリーが夢の中で見てしまう光景。
  これまではアーサー・ウィーズリーが蛇に襲われる所など
  実際に起こっている事を見ていたが、この夢だけは実は
  ヴォルデモートが意識的にハリーに見せていた幻影である
  事が後々わかる。
  ハーマイオニーもこの事を指摘しているけど、ハリーの
  気持ちになったら、助けに行きたくなってしまうよね。
  目立ちたい、有名になりたい とかそういうのではなく…

<第32章>
アンブリッジが吸魂鬼をハリーに仕向けた
  第5巻の冒頭で出てくるシーン。
  ハリーとダドリーが吸魂鬼に襲われるシーン。
  実はこの黒幕がアンブリッジだったとは。
  ハリーの尋問の時にはそ知らぬ顔で
  「魔法省が吸魂鬼を送ったとでも?」と言いながら
  実はそうだったなんて、怒り心頭です。

武器が完成したと言うハーマイオニーの嘘
  あの危機的状況で飛び出したハーマイオニーの
  素晴らしい嘘。
  D.A.が捜し求めていた、手に入れた武器を見せる!
  とアンブリッジを連れて行ったのは、禁じられた森の奥。
  この場面、映画と本では違うんですよね。
  もちろん、本の方がすざまじぃですけど。

<第34章>
石のアーチの向こう側から声が聞こえる
  死喰い人との決戦の地の中央にある石のアーチのベール
  の向こう側から、声が聞こえる
  いったい、だれの声なのか。
  ハリーには両親の声に聞こえたりもしているらしぃ。

S.P.TよりA.P.W.B.Dへ 〜予言〜
  ハリーの名前の入った予言のプレートに刻まれている。
  A.P.W.B.Dは
  アルバス・パーシヴァル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドア
  S.P.Tは
  シビル・パトリシア・トレローニー
  一連の戦いの後、ダンブルドアの校長室でその事実を知る事
  になるハリー。
  前巻で、トレローニー先生が突然変な声になって
  真っ当な予言をするのは、ここへの伏線だったんですね。


<第35章>
傷跡の理由が神秘部に
  ルシウス・マルフォイによってこう告げられるハリー。
  でも、実際はこのルシウス・マルフォイの言葉もちょっと
  ずれているんです。

シリウスがベールの向こうに
  ベラトリクス・レストレンジからの死の呪文を胸に浴びて
  反動でベールの向こうに倒れこむシリウス。
  ベールの向こう側、すなわち「死」を意味する。
  シリウスはベールの一線を越えたから死んだのか
  死に行く運命だったから一線を越える所に居たのか
  意見の分かれるところだと思うけど
  私は、後者だと思う。
  全ては、運命、と。


<第36章>
ポータス
  魔法省からホグワーツの校長室に移動するために
  ダンブルドアがポートキーを作る為に唱えた呪文。
  物体は青く光、ポートキーとなる。


<第37章>
ハリーは両親と名付け親を失った
  ダンブルドアは、これに対し
  「その気持ち分かる」と言う。
  さて、この時点のハリーにはこの言葉を受け入れる
  事が出来たのだろうか。
  第7巻を読み終えている読者は、分かるだろうが
  ダンブルドアもまた、大事な身内をなくしている一人
  でもある。

古くからの魔法
  具体的には表現されないながらも、これによりハリーが
  守られている事が告げられる。
  同時に、この古くからの魔法は、ヴォルデモートが
  過小評価をしていたもの。
  血の絆、愛
  魔法でなくとも、とても重要なものである事は確かである

吠えメールの主はダンブルドア
  第5巻の冒頭でペチュニアに送られてくる吠えメールの
  送り主がダンブルドアである事が明かされる。
  そのときのペチュニアの態度、ダンブルドアの言葉から
  ペチュニアは何らかの形で魔法界に干渉されていたと
  想像できる

人を愛する者が陥る愚かな行動
  ダンブルドアの死んでいるような手について質問をした
  ハリーにダンブルドアが答える一言。
  この一言が第7巻の古い物語に続く伏線になるのだから
  恐れ入る

未来の大不幸よりハリーの今の幸せ
  ダンブルドアがハリーの事を思うが余り
  将来のことを省みず、今のハリーの幸せを願ってしまい
  取り返しの付かない…かもしれない…事をしてしまっている
  と半ば懺悔のごとく話す

以前には無かった武器
  ヴォルデモートが持っていたとされる、以前には無かった武器
  とは、予言であり、そこから導き出される対ハリー対策の
  知識である

16年前の出来事=予言
  16年前にダンブルドアはホッグズ・ヘッドでシビル・
  トレローニーの面接を行っていた。
  占い学の先生としての職を、と言うシビルに対し
  ダンブルドアは「才能の無い女性教師」と言う事で
  不採用を言い渡そうとするが、突然、予言を言い放つ。
  アンブリッジがホグワーツでの職歴・勤続年数を聞いている
  のがここへの伏線となっていたなんて、誰も気づけないです

16年前の予言
  「7月の末に生まれた男の子」と言うだけで実はハリー
  を名指しするものではなかった と言うのが本当の
  ところだが、予言の中でそれを決定付けるのは生まれた子
  側ではなく、ヴォルデモート側である、ヴォルデモートが
  自ら選び印を残す と言うのが予言。
  純血のネビルではなく、混血のハリーを、純血好きの
  混血児であるヴォルデモートが選んでいるところも
  非常に興味深い、とダンブルドア。
  ここでも、その選択が「運命」であるかごとく扱われている。



この第31章から最後までは、一気に読みきらないといけません。
途中で休むのは、もったいない。
臨場感、躍動感、スピード感、どれをとってもそれまでのハリーポッター物語のシーンより抜きん出ています。
そして、読者誰もが望まない最悪の瞬間を迎えてしまう。
初めて物語の重要人物を「死」で失う読者は、ハリーの気持ちの幾分かは感じれていると思う。
それでもハリーにとっては目の前で最愛の一人を失う事になる。
何事にも例えられない苦痛と悲しみ。ハリーはこれをも乗り越えなければならないのか!
その後のダンブルドアとヴォルデモートの決戦も大迫力で、邪悪なベラトリクス・レストレンジが可愛く見えてしまうほどの強烈なぶつかり合い。
読むと切なくなるけど、好きなシーンの一つです。
さらに、ハリーとヴォルデモートの関わりを決定付ける予言の内容が明らかになる。
7巻にも及ぶハリー物語の最大の根幹がここであらわになるわけで、身震いする。

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